【ロリババア】ロリババア専門誌『永遠娘参』全話レビュー

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五月と六月と七月のときと、八月と九月の頭だってずっと待ってた!

「な、なにを……?」

永遠娘参の発売日をだろ!!!

「ああ……!?」

タペストリーも購入した!!

ちくわ大明神「そんなに買ってる……!!」


 9月29日、なんの日かもちろんご存じでしょう。僕が無職になりました。

 念願の永遠娘参が発売されました。壱→弐と比較すると半分以下のスパンでの発売、このシリーズが好評であることが窺えます。雑誌に対する信頼感もさることながら、なにより近年の情勢がこの人気を後押ししているのでしょう。

 そう、世はまさに大ロリババア時代

 ソシャゲには高確率でロリババアキャラがおり、地上波アニメではロリババアがヒロインを張るものが数作現れ、SNSにはロリババア創作が溢れる……。

 まさにその魅力が認知されようとしている人類史における特異点、それが2017年。
 100年後には「婆俺結婚国家 Japan」として名を刻んでいることでしょう。

 そんな2017年において、解釈の難しいロリババアというものの「メインユース」を屹然と提示する凄まじき戦士こそがこの永遠娘なわけです。

 その偉業を称えつつレビューしていきましょう。

 今回はあまり詳細レビューというより読みたくなるようなレビューをしてみたいな~ というわけでちょっと方向性を変えていますがよろしくお願いします。

※以下、敬称略。


・遠歳月恋愛弐 / 著者:ちょちょ

 ババアカテゴライズ:和風神様系婆
 方向性:シコ特化型

 巻頭カラーは千年戦争アイギスや各種エロゲ、そして永遠娘皆勤賞のちょちょ先生。

 こちら、永遠娘壱に収録されていたものの続編です。続きものといっても神様と人間で距離のあった二人が恋仲になって年1でセックスする仲になったとだけ知っていればオッケーです。

 何故なら今回の話はフルカラーシコ特化型婆と化したみたま様だからです。
 胸の真っ平らなロリ体型のロリババアがバックなど恥ずかしい体勢でガンガン突かれる艶姿は最高の一言。

 そしてこれは一環して男責めものなわけですが、重要なのは婆が相手ラブ勢であること。

 ロリババア、それも特に性的なものと縁遠い生活をしていたのでもなければ、そりゃあもう長い人生経験で酸いも甘いも知っているわけで、ただヘコヘコ腰が振られただけではどうともならないわけです、プラスアルファがなければ。

 しかし婆が婆ではなく乙女に戻ったとなれば話が別。

 精神的に満たされているところを責め立てられれば快楽決壊不可避。
 何時間でもシコっていられる男でも初風俗にいったら三擦り半で射精してしまうのと同じ理論といえば納得しやすいでしょう。

 そういった下地を整えたうえであるからこそトロ顔でおちんぽにメロメロになったロリババアが描ける……短いながらもキャラを大切にした一篇です。

 股と腕を開いて相手を待ち構えてる姿だけで既に射精。

・すずゑさんは寮母 / 著者:尾形全

 ババアカテゴライズ:日常系等身大寮母お婆ちゃん系ロリババア
 方向性:ストーリー6:シコ4

 永遠娘皆勤賞シリーズことすずゑさんシリーズの最新作。
 もはやすずゑさんの姿を見ただけで安心感を覚えてしまう人もいるのではないでしょうか。
 同じロリババアの日常を何度も描いていく……その人性が一過性ではないことを思いださせてくれていいですね。

 こちらも短編ではありますが、恋仲となった寮母ロリババアとの日常、そして浴衣という格好で開放的になったふたりの情熱的なスケベが描かれていました。

 シーン事態は2ページ程度なのですが、小さい躯に挿入→抜いて→再度挿入の流れがネットリ描かれていたので必要充分といった感じです。

 この小さな躯に大人の男根が呑み込まれている背徳感はあるんだけどけしてロリとするそれとは別のムラつき、なんと表現したらいいんでしょうね……いやむしろ単語化しないことがわびさびなのかもしれない。

 わびさびこそがロリババアの本質。

 人目を忍びながら夏の夜で未来を誓い合う、実に読後感のよいお話でした。

 ところでロリババアが「婦人会」という言葉を口にすると「おっ、ババアだ~!」となって最高ですがこれをおおっぴらに言うと全国のご婦人に殺されそうな気がする。ニュアンスで察してください。

・永世の香り / 著者:黒青郎君

 ババアカテゴライズ:中華風座敷牢系ロリババア
 方向性:ストーリー5:シコ5

 めちゃ良かった……(めちゃ良かった……)

 ロリババアと人間一族との生きる時間の違いと時の流れの残酷さ、そして肌を重ねているときだけ現実感を得ることのできる不死性の空虚さといったものを全面に押し出して描いていた満足感の高い話でした。

 肝心のシコシーンですがお婆ちゃんの包容力たっぷりに受け止めるのもあり、雌として乱れさせられて腰を叩きつけられるものもありと、婆と女としての二面性を性行為でも表現した力作であります。

 性行為で乱れさせられる展開に関してもここまで前述していたものは割愛するとして、それ以外にも事後の会話であったり、乱れている瞬間はあってもそれが人生の総てに優越するわけではないとキチンと描写されていたりと(事後シーン自体が長いので)安心して見ることができますね。

 酷いことをした竿役がインガオホーするのは本当に作劇として大事。

 人と同じ時間を生きられぬロリババアと、それを繋いだ血で見守っていこうとする人間。その末路……を退廃的に描いた一作です。

・ちゅーちゅードレイン2 / 著者:玉之けだま

 ババアカテゴライズ:邪悪系ジト目ダウナー攻撃的サキュバス
 方向性:シコ9:ストーリー1

 ファンファンヒーッヒザッオセーッセーッ!

 弐から引き続き玉之けだま先生のロリサキュバスものの続編です。ところでロリババアのサキュバスも略してロリサキュバスというのは正しいのだろうか。本誌のあらすじですらロリサキュバス表記なんですが、それだとロリ部分への着目が強すぎる気がして悩ましい。ロリババアサキュバス……長い……。

 さて、それはそれとしても、シコ特化のロリ体型を描き出すことに定評のあるけだま先生。なんと今回はさらにジト目ダウナー系ヒロインの参入です。ヤバい!

 主好きすぎて嫉妬と危惧から主人公を殺しにくるタイプのロリです。見た目ロリ悪魔に嫉妬から本気で命を狙うの好きすぎるマンとしてはな……。シチュだけで素直に勃起が止まらん。

 そしてこちらの命を狙っていた相手に人気のない廃屋で犯される……そういったシチュエーションにティン♂と来る人なら間違いなく見て損はありません。あんなに殺す気満々で負の表情しか見せなかった女の子が嗜虐心たっぷりに表情をゆがめて騎乗位で見下ろしてくる……大変堪らないお話。

 ロリちっぱいの陥没乳首に赤ん坊みたいに吸い付いて微笑まれるといった倒錯的な話も完備。ロリオセッセの扱いが判った大変素晴らしいものです。

 難点をいえば……
 ロリババアはティファニー様なのにティファニーさまとオセッセしてないので……
 これはこう、ロリババア物カウントしてもいいのか……?

 という大変悩ましいところです。でもシコれるし畏敬の念を抱くけるのでオッケーです。
 それにしても黒髪モードクロエちゃんも艶やかで大変かわいいのでこの姿でもオセッセしたい。

・カガチサマ / 著者:源五郎

 ババアカテゴライズ:不思議系神聖妖怪ロリババア
 方向性:ストーリー8:シコ2型

 百合だーーーーーーーーーーーー!!!
 百合ロリババアだーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 永遠娘皆勤賞の源五郎先生による百合ロリババア物です。

 百合ロリババア、かなり親和性高いと思ったんですが媒体が媒体だけに中々見ないし絶対数少ないよなー、と思っていたのですが、ここにきてこれをぶっ込んでくる。毎度バリエーション豊かなロリババアを出してくる源五郎先生のワザマエもさることながらGOサインを出せる編集に対する信頼感もかなりものです。 成人誌でありながら肝心のシーンはキス程度までと攻めてますからね。

 家庭のトラブルにより愛を自覚できなくなった自死願望のある少女が、人の命を奪うと伝えられるカガチサマと出会って殺して貰いたがる話。

 周囲に愛され引き留められても死を望む少女と、その愛を悟ったカガチサマの相容れない立場が実に百合です。人外と人間との関わりあいという形で精神的な断絶も表現されていて風情があり、和風な作風には本当にマッチしますね。

 ラストで少女の心は変わったのか、それともやはり冷めているのか……。
 部屋の中のコマを見て考えさせられるお話です。

エクスカードフロンティアZwei / 著者:高津
 ババアカテゴライズ:TCG妖精系褐色チョロリババア
 方向性:ストーリー1:シコ9

 TCGってスケベだよな……
 ブラックマジシャンガールだってそう言ってる……。

 はい、永遠娘壱に収録されていたエクスカードフロンティアの続編です。褐色チョロいロリババアのヘレト様が使い手の少年にパコパコハメられる話です。

 壱のレビューを見返すとわかるのですが、前作はわりと酷評気味。抜いたけど。
 チョロすぎるロリババアはモブレやら雑魚屈服テンプレに直結して安易になってしまう派として、やたら長文でレビューしてしまった敬意があります。今考えるとテンションがおかしい。

 さて今作、編集の煽り文もチョロさを推せ推せしていてこれは……
 と思いきや、続きものとなったことで「チョロさそのままにヘレト様のキャラ性」と「カードゲームギミック」を利用してかなりロリババアとしての強度を上げつつ作風も損なわない方向に進化していました。

 主人公に弱味ができてそこを突かれて慌てふためいたり、そのうえでメロメロ種付けオセッセへなだれ込んだり……
 ヘレト様はカード効果を使って責め立てたり……
 厭味なくチョロさ成分も楽しめる濃厚ドスケベ堕ち堕ちスケベでした。

 男女攻守逆転物の文脈ではありましたが、ラストで主人公が慌てるオチもあったので、「お、あの出来事はあくまでオセッセのときだけなんだな」と解釈できるようにフォローがされるように。前回はオチが不満と長々書き連ねていたので、この起承転結の結の部分が改善されているのはそれだけで好印象です。結もケツも締まりが大事と息子も言ってる。

 わざと相手を焦らして溜めさせてから濃厚セーシを注ぎ込ませるロリババア、シコれる。

・妖怪小料理屋にようこそ / 著者:あまがえる
 ババアカテゴライズ:和風女将系ロリババア
 方向性:ストーリー5:シコ5

 料亭ー! 料亭を女手ひとりで営む系の未亡人ロリババアだー!!!

 こちら、妖怪たちを相手に料亭を営む女将ロリババアがヒロインのお話です。そこにやってくる唯一人間のお客が主人公なのですが、長いページ数をかけて妖怪たちとの生活を描写しているのが世界観の演出に一役かっています。あまがえる先生は以前のシリーズからもこうして下地の部分を丹念に描写されるんですが、これはエロマンガには本当大事。

 そう、エロの〝有り難み〟が増すから。

 妖怪たちに愛される女将と一夜をともにしてしまう常連客の空気感……最高。


・魔王さまレベル1 / 著者:有間乃ユウキ
 ババアカテゴライズ:生意気褐色淫紋魔王タイプロリババア
 方向性:ストーリー2:シコ8

 力を失った生意気な褐色ロリババア。弱体化した魔王には低級モンスターにしか効かない命令が効くことに気づいた学者が堪った性欲をたっぷりぶつける……というお話。

 褐色ロリババアはチョロいという法則が紙面上で共有されている気がするのですが、これは……いったい……。

 それはさておき、本作は当然のように全編男性上位。軽度の首シメまであるタイプですが、基本的にライトでコミカルな作風なのであまり重い内容になりすぎず読みやすい一作です。なにより元々は本当に強かったし主人公はそのことにメチャクチャビビってるとモノローグで何度も説明しているのがギリギリのラインで犯してる感あっていいですね……。

 話のオチもしっかりついている主人公が頭を抱えてたりするのも好印象です。

・初体験はロリババア遊郭で / 著者:沙流
 ババアカテゴライズ:元人間系ロリババア(遊郭物)
 方向性:シコ特化型

 永遠娘初登場の方の妖怪遊郭物。
 遊郭、いいですよね……妖怪と親和性あるし風情もあって……。

 舞台設定だけで既に昂奮してくる作品であることから判るとおりシコ特化。妖怪たちの遊郭に迷い込んだ主人公(※ロリコン)が問題児扱いのロリババア遊女に筆卸しをしてもらうお話。
 これがやたら絵が上手くて、艶やかな黒髪と挑発的な視線で客を誘惑する姿には魔性の美を感じる……。

 さっきまであぐらをかいて煙管をふかしていたロリババアにお願いすると部屋で蠱惑的な表情を浮かべて服を脱ぎだしてくれるの、これぞお店物の醍醐味だなみたいな背徳感がビンビンきます。

 途中で遊女側がイカされたりもしますが、あくまで話のアクセント程度。基本的に女性上位で職業女の手練手管を叩き込んでくれるドチャシコな展開でした。
 何百年と生きてきて身に染みついた性技を披露する職業遊女ロリババアいいよね……。

 絵面も世界観もシコ特化の作品としてかなり好きなのと、お店物はいくらでも話が作れるので今後がすんごい楽しみの一作。

 千代さまもいいですけどタマモさまもその……いいですね……。

・達人の里 / 著者:えもんず
 ババアカテゴライズ:中華武道家系ロリババア
 方向性:シコ特化型

 参にもあった、武道家系ロリババア!

 修練の大敵である老いを克服し、1000年にも及ぶ修行を重ねた武の達人ロリババア。地上では天才と呼ばれた主人公も瞬殺され、「才がない」と断じられ、慰みものにされてしまう……。
 というお話。

 長年の研究で人間の躯を知り尽くしたロリババアが男を徹底的に痛めつける内容で女性上位10割。殴る蹴る首シメなどハードな攻めもあり、人の尊厳を踏みにじるように玩具にされますが、それを受け入れられると……圧倒的強者武術家のロリババア、いいよね……。

 ロリババアから徹底的に性奴隷とされるための快楽を叩き込まれる本作。
 修練を生かした暴力的な攻めはマゾ豚ミルクタンク諸氏には必見です。

・ゲドウの巡 / 著者:Batta
 ババアカテゴライズ:邪悪系狐ロリババア
 方向性:ストーリー4:シコ6

 ゲドウ様!? 死んだはずじゃ……!?

 永遠娘皆勤賞ロリババア組入りを果たしたゲドウさまです。完全に前回で終わったと思ったら別にそんなことはなかったぜ!
 善良なる男と褥をともにしつつ、かつての罪を悔いるゲドウさま。
 ふたり共に暮らすことを誓い合ったときのその表情は……。

 前回の話にこの話が加わることでゲドウさまのゲドウさまたる由縁を垣間見える一作。

・魔法老女オルガズム☆チヨさん / 著者:大嘘
 ババアカテゴライズ:魔法少女化系ロリババア
 方向性:シコ特化型

 突如若返って魔法少女と化した老人チヨさん。
 力を与えてくれた孫の手の言うとおりチカン野郎を撲滅する活動にでる――性的な方法で!
 というお話。リアル老人が若返って魔法少女となることで一時的にロリババアになるタイプですね。

 ちなみにこのタイプですと「××ですが魔法少女になれますか?」があります。なかなかオススメです。

 さて本作ですが、躯が若返ったことで躯に火がついたお婆ちゃんがチカン野郎を性的に懲らしめるという内容。

 身体能力など魔法的なこと以外は常人のはずが、久しぶりの若い躯で持てあました劣情を発散する姿は完全なるド淫乱。サキュバスばりの性欲を持った人間っていいですよね。
 さぞ若い頃はぶいぶい言わせていたのだろうというのが想像でき、かつ元ヤンチャ系ロリババアという構図にもなり得るので大変シコい一作でした。

 これがシリーズ化したら魔法を駆使したとんでもないオセッセが見られるぞ……。

・わらしさま最強伝説! / 著者:yam
 ババアカテゴライズ:和風座敷童子系ロリババア
 方向性:シコ特化型

 幼い頃から一緒に過ごした座敷童子にプロレスごっこでじゃれつかれるも、その無自覚な行動に性欲が爆発してしまう――! というお話。
 いいですよね、子供だと思って接していた相手がいつの間にか精通を迎えた大人になっていて不意をつかれるの。

 そんなわけで本物のお婆ちゃん代わりとして生活してきた座敷童子のお婆ちゃんとの初恋を遂げるどっぷりオセッセ。
 無防備な姿を晒していたのにいざ想いを伝えられると照れてケモノ耳を伏せてしまう仕草に胸キュンすること請け合いですよ!

・Sergent Reboot / 著者:無道叡智
 ババアカテゴライズ:生体マシーン系ロリババア
 方向性:シコ特化型

 永遠娘弐から参戦された無道叡智先生が、前回に引き続きSFを題材にしたロリババア物というオンリーワンの内容で新作掲載です。
 戦場のアイドルとして幼い姿の擬体のまま何百年と戦い続けてきた女性と、彼女のメンテナンスを担当していた老人が死去したために役目を引き継いだ少年のお話。

 長年男所帯にいただけあっておじさん臭いしゃべり方をするロリババアが、仕事の礼として選別に少年の筆卸しをするロリババア……。

 ざっくりとあけすけに性になだれ込む豪快な乙女が好きな人には堪らない一品。しかもおじさんくさいロリババアが乙女っぽい姿を見せてしまう場面も!

 攻守逆転的ではあるのですが、精神的に満たされて受けにまわっちゃうのが有りな人には有りです。
 擬体らしく上半身しかない状態で攻められるというアブノーマルなシーンもあるのでメカ系のフェチの人は大変好みではないでしょうか。

日本ロリババア話~鬼退治編~ / 著者:ユズハ
 ババアカテゴライズ:和風妖怪鬼ロリババア
 方向性:シコ特化型

 桃太郎が男を浚う鬼を退治するため鬼ヶ島に乗り込むと、そこには男たちが率先して尽くす美貌の鬼ロリババアが!
 という、昔話をベースにしたドスケベストーリー。

 やはり妖怪の中でも鬼はロリババア感ありますからね……設定の時点で価値ですよ。
 鬼という妖怪の中でも強者の設定、酒好きのイメージがあることから豪放磊落と開けっぴろげなところが婆要素ありますからね。

 そんな鬼ロリババアが性に疎い桃太郎を屈服させようと幼い躯で腰を振って責め立てる様が大ゴマで何度も描かれているのが堪りません。

 途中攻守逆転ととれる場面がありますが最後のコマを見たらなにもかも許せた。このあくまでロリババアがこういうことになってしまう場面をあえて描いただけで毎回こうではないんですよ、とちゃんと自覚的に描いてみせる作家の力量を見た。

・火事場の魔女 茎 / 著者:小石ちかさ
 ババアカテゴライズ:人外職業探偵ロリババア
 方向性:ストーリー特化型

 食人衝動を持った人外探偵のもとに謎の失踪事件の調査依頼が舞い込む。とある高名な芸術家が引き取っている孤児たちの多くが行方知れずになっているらしい。食人種に肉を異法売買している可能性が高いとして潜入調査をすることになるが……というお話。

 はい、今回も前回と同じく完全にエロなしです!

 シャワーシーンなどはありますが、完全に火曜サスペンス的なあれです。火サスなどのシャワーシーンで抜ける人以外はまずストーリー目当てで見ることでしょう。

 成人誌のエロなし漫画、快楽天ビーストの快楽ヒストリエや、他雑誌でのクール教信者先生の漫画とか結構あるんですが、コメディでもなんでもなくガチのストーリー特化で載せてくるのは本当に珍しい気がしますね。
 でもロリババアというキャラを深く描こうとするならストーリー不可避みたいなところがあると思うので、作家性を尊重する姿勢を再認識できます。世の中にはパイズリ描きに本番を描かせる商業誌もあるからな……。

 さて本作、退廃的な探偵作品が好きな人ならハマる雰囲気があります。横溝正史系といえばいいんでしょうか。食人種族と人間が共存している世界、のきな臭い空気感を演出しています。

 元は高名な画家で、今では架空の歪な花を書き上げる完璧に真人間の画家。彼を慕う、家族を食人事件で亡くした少女。彼らと主人公たちを結びつける依頼人の狐の仲介人……。

 などなど。
 こちら、本誌掲載の中でも珍しく「つづく」と表記され完全に次回に解決が持ち越されているので詳細のレビューは次回にまわしますが(当然次回もやる)、
 最後のページで「芸術家が書き記した歪な花」そのものが描かれます。

 この特定のモチーフを彷彿とさせながらも〝花〟の体裁を保っている凄味は心惹かれるものがあります。

 解決編の次回を見るためにも、次もまた買うしかないですね!

 ちなみに、小石先生の話は世界観が繋がっているので、
 物語冒頭に登場する「ある食べ物」には、判る人はクスリと微笑ましい気持ちになるでしょう。
 本編唯一の清涼剤です。

・必死ロリババァ / 著者:仮面之人
 ババアカテゴライズ:残念美人系ロリババア
 方向性:ギャグ特化型

 なんでこの主人公はこのエロいボディの痴態を見せるために動いてくれないんだろうな(憤慨)。
 というわけでこちらも前回に引き続きコメディ婆様の続投です。

 WebやSNSでもお馴染みの必死婆。
 婆特有の特徴を無理矢理ロリと結びつけてロリコンの主人公を誘惑するが――!
 というコミカルな内容にフフッと笑いがでるでしょう。
 こういうギャグネタ系は考えるのが大変だと思うのですが、今回は婆の身体的特徴にフォーカスを当てつつ笑いに繋げているのが面白いので是非どうぞ。

 それはそれとしてロリババアの婆面を表現するために婆の身体的特徴で表現するのは実にいいですね(身体がまったく変化しないことでロリババアを表現していると取り入れられないのですが)。

 自分はロリババアは腰痛持ち、老眼持ちなど見た目的にも分かりやすい特徴があると親しみやすさが増して威圧的すぎるというえぐみが取れて「ロリババアであることを生かしながら万人向けに調整できる」と思っているのですが、それがコミカルに取り入れられていてうーんネットで人気がでるのも納得のチューンです。これからも本誌末尾で笑いを届けてほしい。

・九尾ちゃん / 著者:みやまるん

 ババアカテゴライズ:九尾ちゃん
 方向性:ギャグ特化

 今日も今日とて箸休めとして挟まることで心を和やかにリセットしてくれる縁の下の力持ちでした!

・総括

 はい、というわけで以上が今回の全話レビューでした。
 総括しますと、全体的にヌキ所がおおくてシコ性能が上がった感じの最新号だったかな、という印象です。
 けだま先生のロリ(ババア)サキュバス物は万人受けすると思うので是非ここから人に勧めてあげたらいいと思います。今は空前絶後のロリビッチブームですからね。

 シコ特化といいつつも、ストーリー物も多く、しんみりするものが数多くありました。
 ゲドウ様のような続投組と、あまがえる先生や小石先生のような皆勤賞組がシコに振り切らないように丹念に「ババア」「老獪」といった〝空気感〟を演出しているお陰で、〝シコれるしババア〟というバランスが生まれているように思います。

 あれなんですよ、エロに偏りすぎないからこそ信頼感を持ってエロいババアで抜けるんですよね。このバランスというのはとにかく大事だと思います。タペストリーつきを買ったことを後悔しないで済む出来でした。貯金ないのに。

 「ロリババア物ってニッチじゃない……?」とイマイチ手を出し切れない人がいましたら、是非そんなことはないよと肩を押して上げて欲しいですし、このレビューが肩を押すキッカケになれば幸いです。

・総括2


 さて、レビューに関してですが、今回は赴きを変えて肝心のところをボカして「実際にこの話はどうなっているのか?」と気になる形で解説をしたつもりですが、いかがだったでしょうか。
 全話レビュー、死ぬほどつかれるので文字数削減のために試してみましたが、レビューという体裁なのにいささか本末転倒な気がしましたが……。それでも既に読んだ方には伝わるようにしつつ、未見の人には手を取ってみたくなる内容をめざしたつもりです。

・おわりに


 ところで、最後にロリババアを見ることで生まれる気持ち良さについて、改めて気づいたことがあります。

 私事ではありますが、この記事を書き始めた日の夜、祖母が亡くなりました。
 深夜に眠るように息を引き取ったそうで、幸いなことではありますが、残念なことに死に目を看取ることはできませんでした。

 永眠する数ヶ月前には、既に僕のことすら認識できない様子ではありましたが、覚悟はしていてもいざ亡くなると放心してしまいました。
 呆然として股ぐらで泣きながら、ひとまず目の前にあるレビューを書く作業に戻り、本誌をめくっていると……そこには元気なババアの姿があります。

 「ああ、ロリババアは老人なのに、こんなに元気でいてくれるんだなぁ」

 そのことに気づくとしんみりしてしまいました。

 僕はお婆ちゃんッ子です。お婆ちゃんが元気にしていることはそれだけでいいことです。

 ロリババアとは複雑な属性です。故にどこに重きを置いて魅力を感じるかは人それぞれでしょう。
 ですが、その属性を形作る魅力のひとつに、「あんなに親しんだお婆ちゃんが、いつまでも変わらず元気でいてくれる」。
 そういった救いにも似た希望が含まれているのではないでしょうか。

 「幾多もの魅力に焦点を置いて、各々が感じるロリババア観」を全力でぶつけてくる……それが永遠娘の魅力と言っても過言ではないでしょう。

 最近は注目されてきていますが、未だに「なにそれ?」と言われ、誤解をもって受け止められそうなロリババアというジャンル。
 そのディファクトスタンダードを担うかの如くイチモツのようにそそり立つ永遠娘の存在感に敬意を払いつつ、
 今回のレビューを終えます。

 ありがとうババア!

2017/10/07 03:45 | マゾエロレビューCOMMENT(1)  

【雑記】【FGO】水着イベントのアラフィフとフランちゃんとバベッジ超☆最高

 2017年水着イベントのアラフィフ超かわいい。パパと呼ばれて舞い上がっちゃう犯罪の帝王超かわいい。
 フランちゃんかわいい。しゃべれるようになったら実は小悪魔チックでアラフィフを手玉にとっちゃうのかわいい。
 バベッジかわいい。保護者枠でかわいい。

 他の組み合わせやわちゃわちゃした会話もネロ祭り以来の交流系面白さだなー、と重いながら読んでました。いいっすね、2017水着イベント。

 ただまあ、類に洩れず主語のでけーやべーやつが大暴れするのが世の常。

「アラフィフのこの扱いのされ方、アラフィフ好きの人は辛いだろう」

 うるせえ。寝ろ。

 さて、そんなわけでフラン組でやべーやつをチラホラ見たので言及してみる。

 フラン組が一部で不評な理由があります。
 というのも、

1.アラフィフが怪しい見た目のおじさん、という部分をピックアップされてパパとして舞い上がる

2.「ぱぱ」と呼んで意図的に利用しながらも、「ぱぱそんなに好きじゃない」と切って捨てる小悪魔系キャラとしてのフラン

 主にこの2点。

 特にいえば、これのひとつ前であるリヨイベでアンデルセンがこういってたのもまずかった。

写真 2017-08-11 5 05 40 
 この言葉を都合良く解釈して都合良く批判を正当化するために使われたのが今回の案件である。うーん。

 まず項目1、アラフィフについて

 アラフィフは悪の教授です、そんなアラフィフが父親としての役目に目覚めるのはFate的に考えて面白いクロスオーバーなので問題ない。
 としても、アラフィフがパパと呼ばれて喜ぶのは「見た目だけをピックアップした安易なキャラ付け」であり、アンデルセンの台詞をなにもわかってないとされてしまう。

 まあ寝言ですけど。

 そもそも、アンデルセンは「自分という存在の外見だけピックアップされて二次的(=二次創作)に付加されたテンプレ化に怒った」のであって、一次創作におけることには言及していません。イベントは二次創作か? ライターは違うとしても公式がやってる限り一次創作です、本当にありがとうございました。

 項目2、フランについて。
 性格が悪い、倫理的におかしい、こんなこと言うなら最初から喋らなければよかった。
 もう本当にゲームクライアント落として寝たらいいと思います。寝ろ。

 まず大前提として「娯楽の内容を非難をするときに倫理」を持ち出しているときは疲れている自分は嫌いです、という意見に正当性を持たせて客観的に見ても間違っているとしたいときに使う脳死ワードです。一般化を他人に求めているだけです、寝ろ。

 当たり前の話ですが、倫理を盾にするなら、娯楽には言及しなくてはいけない問題が山ほどあるわけなので。

 「無論人殺しをしたのは事実なので○ー○ィ○は許されないし、カニファンでしょっちゅう酷い目に遭うアニキは不謹慎」と怒りまくらなければいけないので、娯楽を楽しんでいる人間である時点で、理由に倫理を持ち出している時点で感情を論理で制御してない人間にありがちです。その時点でダメ。非難の言葉としては下の下です。

 もし倫理的に反していることをしているのに「好き」「許せる」「これは別にいいじゃん」と思うものがあったとしたら、「それは貴方の感情に由来するものであり、倫理的にダメと非難する際に例外指定されるものじゃないです」としか言えないわけです。要は倫理を理由にする時点で、ダブスタにならざるをえないわけです。

 その言葉はあくまでも他の理由があり、それを補足して使うならともかく。

 そもそも、娯楽っていうのはオナホールですので、誰かの欲求を満たすものです。オナホールを使ってる人の姿はみっともないですよね? 嫌悪感を生みますが、でも本人は気持ち良いのです。このように、「娯楽は絶対に需要する人間と嫌悪する人間に別れます」。例外はあります。だからといって嫌悪感を持つ人間を無視していいのかといえばそうではないのですが、「娯楽とはそういうものである」とは理解しておいた方がいいでしょう。

 にたことはこの記事でも言及しました。

【雑記】ジャンプ漫画は本当に災難だしそも娯楽ってそういうもんだよねという話


 もっとも、倫理に背くだけ背いてなんの意味も面白みもないものは「悪趣味」ですが……。

 フランに関しては違いますよね。おじさんを手玉に取る小悪魔系の一面もある、といった面が今回披露されただけですね。もちろん、そういうキャラが嫌いというのは構わないですが、だからこのキャラ付けはダメだと言い出したら終わらないものです。
 そもそも年頃の子がワガママじゃなきゃなんだってんだよ例え悪しき面があっても善い面がある事実にかわらねえだろ、小悪魔面があるからってバサカの時素朴な少女行動を真っ直ぐ見れないってなったらそれは貴方の精神が幼い。

 こんなキャラにされるくらいなら喋らない方がよかった、なんて手合いは本当にダメすぎる。「自分の想像と違った相手だったのでダメ」なんてあらゆる意味でダメでしょう。ここで「公式に間違った描写をされている」というのは甘えです被害妄想と呼ぶ。

 そもそも、どれにも共通するのは「自分のイメージと違う」を公式に言ってしまっていることです。

 公式が違うのではなく、あなたの解釈が違うのです。

  公式も二次創作に過ぎないので数多の解釈のひとつに過ぎないというものもありますが、解釈は自由だが別に貴方の解釈を公式が遵守するかは別です。それを求めるな。そもそも言葉を信じるならばそもそも公式の供給なぞ期待しなければよい。なのに期待して「これはおかしい!」というのは、あまりにも幼稚にすぎる。

 そもそも、「自分がこう思ったからこういうキャラに違いない!」というのは、それこそアンデルセンの体を蝕む呪い、それを放っている人々と同じわけです。無辜の怪物の元凶。批判をしている当人たちが既に例に挙げたアンデルセンを苦しめる人々と同種になっているのだから語るに落ちる。

 誤ったキャラ解釈を公式でされている!

 ではない。

 今まで描写される機会がなかっただけでこういうキャラなんだよ。
 別の会社が版権を運営してるんじゃないんだから。

 こういう描写がされたからつまりこういうことなのか、と判断材料のひとつにして考えるなりをするだけでなく「これまでの自分の考えと違うのでダメ」とするのは、
 二次創作のお為ごかしを信じ込みすぎた人間の妄言でしかない。

 でもその設定を採用すると自分は嫌いになる、とか問題がでるならそれは自分の中で解決するものであって、「なんでこんなことも気づかないの? 当たり前のことじゃん!」なんて被害妄想に甘えるのは、いい大人がしていたら本当にかっこわるいぞ。

 こういうことを言う人、本当に倫理観とか○○イズムとかを持ち出して批判するので、完全に娯楽を需要するのに向いてない気がするんですが、演出論や扱いを○○イズムとかでテンプレ化する批判は本人が一番語るに落ちてるのだなぁ。

 なにが言いたいかというと、自分の想像と違うからって自分の考えが当然とばかりに怒り散らして雑な論理で自分の意見が正しく公式の扱いは誤ってる!
 なんて妄想、まき散らすとヤバいんじゃねえの、ってことでしたとさ。

 そもそもギャグシナリオという前提、起承転結の起の部分である、ということを考えずにこんな爆発の仕方するの。FGOがキャラゲー的側面があることを差し引いても他人を舐め腐って侮辱してるし、そのくせキャラやリベラル、差別的な意図に怒りますといっておきながら本人がマジで一番ダメなのどうなんだろうね。
 ちなみに「ギャグなら他人を笑いモノにしてもいいのか」とか予想される面倒なツッコミも記事中に出した別記事で言及してるのでよろしく。
 書いてもない言葉を「つまりこうともいえる」「言外にこういってる」と悪しき側面を作り上げて怒ろうとするならSNSに向いてないです。(短文で全部にフォローをまわした発言なんてできるわけないだろ!)ちゃんと訪ねてみましょう。
 お わ り。

2017/08/11 05:50 | 雑記COMMENT(0)  

【雑記】ジャンプ漫画は本当に災難だしそも娯楽ってそういうもんだよねという話

※エロゲ批評サイトなのに久々の更新が雑記な駄目エロゲーマーの鑑。


ゆらぎ荘は本当に災難でしたね。

……と思うものの、
今回の話題で、創作における思想のお話が燃えましたね。いつも燃えてるけど大きく炎上したという意味で。

自分がそう思ったのは、「ゆらぎ荘」そのものでなく、その作品を弁護する(もう擁護という単語自体が煽りワードになるほど多用されたので代用)する意見のひとつ。

「主人公は良い奴だから大丈夫」

ん?

なんで主人公が良い奴だから、お色気展開が許されるのだろうか。
このマンガの主人公は確かに良い奴であろうし、スケベも不可抗力なのだが、
それって全部言い訳なのである。

ラブコメの定めなのだが、現代を舞台にして、貞操観念が現代に即している以上、
ラブコメって不誠実に読者の欲求に寄り添っているものにならざるを得ないのである。

けれど、ここで主人公がド外道であったりすると、人によっては罪悪感を覚えてしまう。
この不誠実さと歪さを自覚してしまい、不快感を覚えてしまうのだ。(おそらく、異世界転生ハーレム物を受け入れられない人にも、こういう心理があると思われる)

「主人公が良い奴なら、こうなって当然だ」
「こんなに良い奴なら、惚れられても違和感はない」
「良いことをしたら、好かれるだろう」

これらは、ヒロイン、女性側の立場にたっているようで、
その女性の立場を軽視している考えといえる。

で、まあ。
ここまで書いた結論として。

でもそれで何が悪いの?
悪くないじゃん。多分。

ということである。

うん、ラブコメマンガにこういう思想や前提があったとして、作者や読者に問題などあろうはずがない。まったくない
なので途中まで読んで「は?」となった人。別に怒らなくていい


なんで悪くないかというと。

そもそも、創作品や娯楽なんてポルノだ。ポルノだから、他人の欲求を満たすためにあるべきもので、それが恥じ入ることのない役目だからである。
そして、他人の欲求を満たそうとすると、必ず他人の欲求と反目する。ドS向け作品はドMにとっては不愉快である。

ただ、それは絶対に出来うるものだ。そういう瑕疵はどんな作品であれ特定対象に向けて発信している以上存在するものであって、それは良い悪いの問題ではなくあって当たり前のものなのである。

なるほど、ゆらぎ荘やラブコメ、そういったジャンルには、指摘された問題点の土壌がある。
だが無意味だ。

人間はクソをするので汚いというレベルの話だ。
どんな主義主張も内側にはクソが溜まっている。その当たり前のことを指摘し、クソの内容物を解説するのも勝手だが、だからといってクソを貯めた存在そのものの否定には繋げられない

なので、娯楽そのものが快楽を満たすためのオナホール的ジョークグッズという自覚がないままに思想の話を持ち出すと、ただ当事者たちの領域とは別のところで砂糖菓子の弾丸を撃ち続ける「なにか意識の高い人」になりかねないのである。



「それはつまり、誰かが我慢することを許容しろということか?」










41Lvz_SS500.jpg 
(c)違う、そうじゃない/鈴木雅之 (P)1994 Epic Records Japan Inc.



確かに、無自覚に男性上位の思想を「女性に配慮している」と受け取ってしまう土壌ができているなら問題だろう。けれど、その問題と「某かを軽視した作品が存在する」のはまた別の話だ。この世に誰かを虐げない作品などない。死なない人間がいるのと同じようにその点を自覚するべきなのである。

たとえば、洋画は、確かに誰かの権利や差別表現を尊重したうえで面白い作品になっているものもある。国内がそのままでは外国にグローバルな環境では置いていかれる。なるほど真理だ。けれど、だからといってそれが非難の手段になることはない。

だって俺は外国産より国内産のものが面白いと思っている。

これが総てである。

作品は、尖っていれば、狙い打ちであればあるほど、大勢からは嫌悪されるが少数から賞賛される。
よって、「出来うる限り多くの人の権利に尊重して面白い作品」と「某かの権利を害しているが、面白い作品」があるとして、前者は上位互換ではなく別ジャンルの作品と考えなくてはいけない

誰かを軽視せず同じ内容を書けるだろう、書けないのは技術がないからだと思う場合もあるが、そのセーフティーがない開けっぴろげなのが逆に刺さるところもあるのだな。
だから、前者の面白さでは後者の面白さの代替にならない。これを「幼稚な精神だから後者のものを面白く感じる」「そんなものばかり見てきたから」と「他者批判」に逃げるの勘弁な。
(そして、そういった〝理性を欠如したマイノリティの代弁者〟は、得てして不特定多数のスポークスマンとして利用される。自分を矢避けかもしれないと疑っていてなお言えるならそれでいい)。

受け手側や社会の側の思想の中に問題はある。
そして、表現の自由という便利な言葉で弁護できない悪意ある作品や二次被害の懸念されるものもある。「表現の自由」という万能の殴り棒を手にして意思疎通を執る前に嘆く人間もいる。なにより「実際にある問題点を指摘しても、読者がそれから目を背けることで誰かの権利を害する」問題もあるだろう。

が、やっぱりそれは「ゆらぎ荘」など特化した某かの作品の話とは別の話。別の問題。
何事も「大枠」の中で枝分かれした小ジャンルが存在し、
それらは一般化せず別個で語るべきものである。
別個で語ろうとしても一緒くたにされる場合は単に説明が下手か信頼がないか、無駄に他人を煽った場合であろう。

侮辱してくる相手の話とか、誰も戯れ言としか思わないしなぁ。
表現するとは何事も大変ですな。

そんなわけで、作品の難点には自覚的であり、かつだからどうしたの精神で見ていきましょうね。




2017/07/11 02:01 | 雑記COMMENT(0)  

【Mレビュー】もんむす・くえすと!新作発売&過去作半額セール中! ~メイドラゴンの(人の)パイズリあるよ~

もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG中章
もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG中章(DLsite)3,024円 560pt
もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG中章
(DMM)3,240円 2,592円

 祝☆もんむす・くえすと! ぱらどっくす新作発売!!!

 2015年春に発売してから早2年。さらにパワーアップしたもんぱらが帰ってきた!!!

もんむす・くえすと!とは!!

 女性型モンスター娘が大量に生息する世界で、無数にいる勇者のひとりルカがモンスター娘とともに旅に出る物語である!

 行く先々で女性型モンスターと戦い犯され斧で射精させられ生命保険をかけられ腹上死させられる……。

 それがもんむす・くえすと!だ。

 キャラクター数は200人以上全員にHシーンありの大ボリューム。謂わばモンスター娘版の幻想水滸伝というとんでもない作品なのだ!

 センスのある語句、ネタなどなど、プレイしていて飽きない工夫も盛りだくさん。ボリュームが満点ながら、Hシーンを見るのは簡単。それでもゲームを遊び続けてしまいたくなる面白さがあるのがこのゲームの魅力だ。

 そのもんむす・くえすと。新作発売を記念して過去作がなんと半額に!

 これを気にプレイしてみるのは大変オススメですよ。

 イラストレーターには、今をときめく「小林さんちのメイドラゴン」で有名なクール教信者氏や、アーマードハイエースのあかざわRED先生も参加。

 さらにこんなネタだらけに見える世界観でありながら確かな設定構築能力と執筆能力を生かした魅力的なストーリーまで兼ね備えた最強の同人エロRPGとなります。

 もんむす・くえすと!の制作者である、とろとろ氏の執筆能力がどんなものが見てみたいなら、「モンスター娘百覧」というサイトを覗いてみるとよいでしょう。
 モンスター娘の女性上位小説が大量にあり、ゲームでこれだけのボリュームを持たせられるのも納得のテキスト量。

 とにかく女性上位モンスター娘物のサイトでは代表格みたいなもので、固定ファンが数多くいる名作の数々が収録されています

 固定ファンの数がどれほどのものか?

 といえば、「もんむす・くえすと発売日に一時的に販売サイトの鯖が落ちるくらい人が殺到する」レベル。
 かくいう私もそのひとりでした。

 かつては雑食性癖だったが、膝にモンスター娘百欄を受けてしまってな……。

 しかし、エロが超一級品でも、それ以外の要素も充実しているのがこのシリーズのすごいところ。
 特にもんぱら。
 想像できますか?
 数十種類と転職先のジョブがあり、さらにキャラは数百体といるのに

 特定の職のスキルを使うと専用カットインが発生したりするんですよ!!

 RPG部分の出来映えのすさまじさも特筆すべきところです。
 しかもこのサークルのツクールゲー、もんぱらが最初だった気がするんですが。

 さらにストーリー部分。
 この主人公は勇者です。勇者ですが、かつて病気の母を村人たちに見殺しにされたという過去があります。
 しかし、そんな村人たちも全員病気でなくなり、後に残ったのは自分によくしてくれる、恨む必要のない人々

 そんな彼が勇者になり、ある敵に遭遇します。それは復讐に取り付かれて、幾人もの人間を殺した少女です。

 そのとき、勇者となった主人公がどんな壮絶な言葉を叩きつけたのか……。

 明るい話の中にある、暗く燃えるような、それでいてダーティーすぎない英雄譚としてのお話も兼ね備えた最強クラスの同人RPG(俺調べ)

 それこそが数多くの人を魅了してきた「もんむす・くえすと!」シリーズなのです。

それを堪能し、遊び始めるなら今がチャンスだ!

 ちなみにプレイ順は発売順である「もんむすくえすと前章→中章→終章」→「もんぱら前章→終章」がオススメですが、RPGがやりたい! というなら「もんぱら」から初めて見るのもいいでしょう。
 「もんぱら」は「もんむすくえすと」のパラレルワールドで初めから、みたいなものですからね。









※何年も前にプレイしたものに関してちょっと記憶があやふやな部分があるけど許して欲しい。どっちにしろ名作だ。

2017/06/25 16:59 | マゾエロレビューCOMMENT(0)  

【Mレビュー】絵もシステムに360℃死角なし!? STGエロゲー『ドラゴニア -ドラゴンの涙と龍族の娘フィーネ-』

756円 378円(17年6月30日まで半額セール中!) / 35pt (10%還元) 
※価格、販売状況は記事更新日時点のものです。

 ドラゴン少女で空を駆け、竜を助けて淫らに堕ちる!
 縦横無尽のシューティングエロゲー!

 【販売サークル】
BlusterLight

【区分】
・エロゲー(STG)

【シーン数】
・7つほど

【キャラクター】
・健気な純真ドラゴン少女

【評価 いいところ】
・ゲームの解像度が大きく、美麗なイラストを大画面で楽しめる。
 →イラストのクオリティが高いので、パッケージの絵が好みなら、随時このクオリティのCGが楽しめると思って問題ない。おっぱいとふとももが柔らかそう

・360度縦横無尽に動き回るSTGが魅力。お金を貯めて装備を調え、高難易度に挑めばこんな画面での戦いが楽しめるぞ!

(c)ドラゴニア  -ドラゴンの涙と龍族の娘フィーネ-/BlusterLight

STG苦手マンがやってもなんか様になるスタイリッシュなアクションが魅力

【評価 わるいところ】
ドスケベうさんくさい美女のHシーンがない。
イメージ1666
(c)ドラゴニア  -ドラゴンの涙と龍族の娘フィーネ-/BlusterLight
 
この美人のシーンがひとつもないこと、このゲームの大きな損失のひとつです。おっぱいポロリしてても許さないからな!!

 エロゲにでてくる女の子はなにかしらえっちする義務があると思うの。
 許すまじ魅力的なのにシーンがないヒロイン!

・2~3ステージ辺りで詰まる
 全7ステージ中、3ステージくらいで一回詰まってしまった。STGが苦手でなければスムーズに進めると思うが……。負けてもお金は手に入るので、とっとと負けてとっとと装備を調えてごり押ししてしまおう
 プレイ時間は3時間前後でクリアできたので、ストレートにクリアできなくともさほど苦ではないのが幸いか。

・STGパートで最大数まで分身しながらボスに大量命中させると画面が固まる、一切の音楽がなくなるなど非常に重くなる

・何故かHシーンではボイスがない
 システムボイスで主人公が喋るのに、肝心のHシーンでは声がない。どういうことなの……。


【おすすめするタイプ】
・エロゲーで新鮮なゲーム要素を遊びたい
・純真な女の子が人に言いくるめられるままに性を捧げてしまうのが好き
性に溺れて堕ちてしまう女の子が好き
 →調教じゃなくて魔法的に躯が淫乱になるタイプ。

【おすすめできないタイプ、要注意点】
・エロゲのゲーム部分はサクッと終わらせたい人
・ゲーム要素とエロが紐付いてないのが嫌
・後味悪い話が無理

【総評】
 同人エロゲは珍しい(はず)STGタイプのゲーム。

 それに致命的なバグもなく、システムを理解してしまえば黙々と遊んでしまう魅力まで持ち合わせていました。自分はゲームクリア後に意味もなく二週してしまったほどである。ウソです、意味なくないです。もしかしたら二週目クリアしたらドラゴンおっぱいさんのHシーンがあるんじゃないかと勝手に期待してました。

 さて、本作はドラゴンの少女が、「私がやらなきゃいけないなら……」と言いくるめられるままに邪竜との戦いに身を投じ、言われるがままに躯を差し出し冒されるというもの。
 全編男性上位ですが、その肉体美で男たちは搾り取られうめぎ声をあげたり最後には死んだりするので意外とHシーンの後味は悪くなく楽しみやすいです。

 そうそう、女の子が犯されるところは見たいけどそれはそれとして竿役は美少女とセックスした栄誉を胸に死んでインガオホーされよう! 犯す竿役は身から出た錆で死んでくれると後味が悪くなくてスカッと爽やか。

 真面目な女の子が不憫に犯されてしまうシーンはとてもいいので、ゲーム要素かキャラに興味があるなら是非オススメします。なんといっても安いので損らしい損もないですよ!
 苦しむ邪竜をフェラで癒やしてあげる甲斐甲斐しいヒロインはいい……。


「ドラゴニア」 -ドラゴンの涙と龍族の娘フィーネ- 「ドラゴニア」 -ドラゴンの涙と龍族の娘フィーネ-(DLsite)
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※価格、販売状況は記事更新日時点のものです。


 「でもSTG苦手だし……」という人も安心。筆者は虫姫様で1分も経たず撃破されるマンです。
 プレイ動画と違い、序盤の敵は動きも弾数を少なく、与しやすいのでご安心を。そしてレベルアップ要素もあるので、負け続けててもいずれは力推しで倒せます。ぐいっと接近してチャージ攻撃を根元から当てると一気に溶けるよ!

 それでもある程度進んできたら逃げるのに手一杯でどうにもならない、という場面があると思います。

 そういったときは装備「グラビティ」でホーミング化し、「ガトリング」なりなんなりで多段化し、あとは火力をガンガンあげましょう。
 自動追尾の高火力連射で勝手に死にます。
 スキルは「回復」をとって危なくなったら逃げてザコを倒して回復するなり、「バリア」で耐え凌ぐのもいいでしょう。

 最終的なオススメ装備はshot「スキャッタ」Bullet「グラビティ」skill「ヒーリングorバリアorハイブースタ」でしょうか。誘導性能を得るならグラビティではなく「ホーミング」でもいいのですが、グラビティの下位互換っぽいです。

 あとは動画のように逃げ回りながらショットボタンを押し続ければ良いという完全な別ゲーに。これでも高難易度は難しいので結構やり応えありますよ。

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※価格、販売状況は記事更新日時点のものです。

2017/06/20 01:50 | マゾエロレビューCOMMENT(0)  

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